4年前のわたしの状態といえば、仕事が合わず楽しくないわ、結婚を前提にお付き合いしていた人にこっぴどく振られるわ、それはもう最悪最低の状態でした。
人生に迷い、自分探しをする中ひとまず辿り着いたのが「断捨離」。
それからコツコツと始め、これまで家にある物を1,000アイテム近く手放してきました。
ここでは、そんな経験を通して分かった「断捨離をして変わったこと」、「断捨離を始めるにあたっての心構え」を実体験からお伝えしていきたいと思います。
断捨離を始めようか悩んでいる方や、どう続けるべきか考えている方の参考になればと思います。
断捨離の効果
早速ですが、実際に断捨離をしてみて感じた効果をお伝えしていきます。
部屋がすっきり、心もすっきり
当たり前ですが部屋がすっきりします。
これは私の部屋の断捨離前と断捨離後のビフォーアフターです。
(部屋全体のセンスは皆無ですのでお許しください。)
<2018年> 自分の部屋Before
これでも当時にしたら片付いている方。
とにかく机の上に物を置く癖あり。全体的にごちゃごちゃ。

<2020年> 自分の部屋After
かなりの物たちを手放しました。
部屋にあったほとんどの物が、なくても全く困らない物でした。
その結果机の上は何もなくすっきりした状態に。

<2018年> クローゼットBefore
服がぎゅうぎゅうに詰まって、取り出すのも大変。
どんな服があるのか自分でも把握できていない状態。
でもなぜか着る服がなく、毎朝時間がなくなる。

<2020年> クローゼットAfter
いざ断捨離してみると、同じようなジャケットが4着あったりタグが付いたまま数年経過している服があったり。1年以上使用していない物は全て手放し、クローゼット内に余裕が出て服も取り出しやすくなりました!
もうあと半分くらい減らしたいと思っています。

そして何より、心がめちゃくちゃスッキリ。
何とも言えない清々しい気持ち。
色々なことに丁寧に向き合いたいと思うようになりました。
感覚なので文章では語れないのですが、これはぜひ体感してほしいです。
また、居心地が良くなり、掃除もしやすくなりました!
溜め込まなくなった
以前までのわたしは究極の面倒臭がり屋で、いろんなことを溜めて溜めて溜め込んで、気力のある土日に一気に方を付ける。そういうスタイルで生きていました。
でも部屋が綺麗になってからは、結局すぐやった方が後が楽だということに気づき、溜め込むことがなくなりました。
掃除だけでなく、仕事や色々なこともすぐに行動するようになりました。
溜め込まないと自分のストレスも溜まらない気がします。
自分と向き合う時間が増えた
断捨離をするまでは、平日は仕事をして終わり。土日は寝溜めして、散らかった部屋を適当に片付けてから飲み会。次の日からまた仕事。といったルーティーンがパターン化されていて、自分に向き合う余裕や時間が全くありませんでした。
断捨離をして色々溜め込まなくなってからは時間的にも精神的にも余裕が生まれて、スキンケアをしっかりしたり、寝る前に日記を書いて自分の感情に向き合ったり、自分と仲良くなるための時間ができました。
無駄遣いをしなくなった
断捨離を始めてからは、新しく物を購入するときに本当に吟味するようになりました。
というのも、断捨離をすることでこれまでいかに自分が無駄遣いをしてきていたかが分かったからです。
断捨離前は、買い物に出かける度に服を買ってストレスを発散していました。
気づけばタグがついたままになって全く着ていない服や1度かぶっただけの帽子たち。
これまで手放した物の総額が一体いくらになるのか、考えただけでゾッとします、、。
「お金=時間」
新しい物を買うのに自分が頑張って働いた時間と引き換えになるということ、それにそこまでの価値があるのか。そんなことを考えるようになり、無駄遣いが圧倒的に減りました。
断捨離の心構え
ここからは、断捨離をするにあたって持っておいた方がいいなと思う心構えについて書きます。
自分の時間に余裕を持つ
ローマは1日にして成らず。断捨離も長期戦だと思います。
わたしは4年前から始めて、実は今も継続中なんです。
断捨離を進めていくほど、「やっぱりあれも結局使わないなー。」「これも今の私にはもう不要だなー。」となっていきます。
もちろん仕事をしながらだと時間も限られるので、最初は「休日の午前中は断捨離の時間にする」など、決めておくと良いかもしれません。
個人差はあるかもしれませんが、一気に片付けようとすると結局しんどくなってしまうかなと思います。
まずは自分の時間に、ちょっぴり余裕を持つことをおすすめします。
断捨離の経過を写真に撮る
まず断捨離を始めると決めたら、「最初の部屋の状態と経過を写真に撮っておく」のがおすすめです!

私はスマホにフォトフォルダを作って、気が向いたときに部屋の写真を撮って保存していっています。
これは、最初の汚部屋と今の部屋の状態を比べてどれほど綺麗になったのか比べるためです。
見返していくと断捨離のモチベーションになっておすすめです!
「捨てる」のではなく「手放す」
「捨てるのがもったいない。」
「捨てるぐらいだったら何とかして使う。」
わたしもこういうタイプで、今でも可能な限り捨てることを避けています。
でも、物は使うためにある。
「使われていなかったら役割を果たせない物も可哀想」と思うようになりました。
なので、断捨離をするときは、「物を自分から解放してあげる=手放す」というマインドを大切にしています。
でもやはり捨てるのはもったいないので、私は物を手放すのに以下の手順を踏んでいます。
- メルカリなどのフリマアプリに出品
- 1で売れなかった物はまとめて近所のリサイクルショップへ
- リサイクルショップでも引き取ってもらえないような服であれば寄付or掃除に使う
(私は服に関してはよくH&Mに持っていきます。) - 服でなければ「ありがとう」と今までの感謝を言ってゴミ箱へ。
上記のように、捨てることは最終手段にしています。
これで「ゴミにしてしまった」という罪悪感をあまり抱かずに断捨離を進めることができます。
さいごに

わたしの実体験からも、物が減ると心も整ってより良い暮らしができるようになりました。
余談ですが、あれから気持ちにゆとりができたため転職して好きな仕事に就くことができ、新たに一緒にいたいなと思える人とお付き合いできるようになりました。
今はとても幸せです。
断捨離はより良い暮らしの第一歩だと心から思います。
悩んでいる方、立ち止まっている方、ちょっとずつでも大丈夫です。
ぜひ自分のペースで取り組んでみてください。
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